使い方
上のそれぞれの枠が独立した計算です。必要な枠だけ埋めれば、入力したその場で答えが出ます。数値のX%はチップや手数料、「この金額の15%はいくら」に使います。XはYの何パーセントは2つの数値から比率を出すときで、テストの得点や達成率がこれにあたります。増減率は元の値と新しい値を比べるもので、価格の変動、昇給、フォロワー数の推移などに使えます。割引は両方向に動き、元の価格とセール価格から割引率を、元の価格と割引率から支払額を出します。
そして下の2つが日本向けの枠です。歩合は割・分・厘とパーセントを相互に変換し、税抜税込は同じ金額を「税抜だとしたら」「税込だとしたら」の両方で同時に見せます。どちらなのか分からない金額を渡されたときに、両方を並べて確かめられます。
計算式
パーセントは100を基準にした比率です。次の式でほとんどの場面が足ります。
- 数値のX% = 数値 × (X ÷ 100)
- XはYの何% = (X ÷ Y) × 100
- 増減率 = (新しい値 − 元の値) ÷ 元の値 × 100 — プラスなら増加、マイナスなら減少
- 割引率 = (元の価格 − セール価格) ÷ 元の価格 × 100 · 支払額 = 元の価格 × (1 − 割引率 ÷ 100)
- 歩合 = 割 × 10 + 分 × 1 + 厘 × 0.1 + 毛 × 0.01(単位はパーセント)
- 税込 = 税抜 × (1 + 税率) · 税抜 = 税込 ÷ (1 + 税率)
増減率でつまずきやすいのは、基準がいつも元の値だという点です。40,000から50,000への変化は25%増ですが、50,000から40,000へ戻る変化は20%減です。差額は同じ10,000でも、割る基準が違うので答えが変わります。
歩合が今も使われる場面
歩合はパーセントより古い言い方ですが、今でも生きている場面があります。もっとも身近なのは野球の打率で、.350を「3割5分」と読みます。ほかにも「3割引」「2割増し」といった値段の言い方、歩合給、家賃の値上げ幅の説明などで耳にします。
単位は割が10%、分が1%、厘が0.1%、毛が0.01%です。ここでよく混乱するのが「分」で、江戸時代の利率などでは分が10%を指した例があるため、古い文献では意味がずれることがあります。現代の日常表現では上の対応で問題ありません。
もうひとつの注意は「割」と「割引」の違いです。「3割」は全体の30%そのもの、「3割引」は30%を引いた残り70%を払うという意味です。10,000円の商品なら3割は3,000円ですが、3割引で買うと支払いは7,000円になります。
税抜と税込で迷うとき
消費税は標準税率が10%、軽減税率が8%です。標準税率10%の内訳は消費税7.8%と地方消費税2.2%、軽減税率8%の内訳は6.24%と1.76%です。表示価格が税抜なのか税込なのか分からないことが多いので、この計算機は片方に決めさせず両方を並べて出します。
軽減税率の対象は酒類を除く飲食料品と、週2回以上発行される定期購読の新聞です。同じ商品でも売り方で変わるのがややこしいところで、店内で食べれば外食なので10%、持ち帰れば飲食料品なので8%になります。
端数の扱いも覚えておくと役に立ちます。1円未満の端数を切り捨てるか切り上げるか四捨五入するかは事業者が選べるため、この計算機の値とレシートの金額が1円ずれることがあります。この計算機は端数処理をせずそのままの値を表示します。
よくある質問
3割5分は何パーセントですか?
35%です。1割が10%、1分が1%なので、3×10 + 5×1 = 35 になります。
「3割引」と「3割」は同じ意味ですか?
違います。「3割」は全体の30%そのもので、「3割引」は30%を引いた残り70%を払うという意味です。
入力した内容はサーバーに送られますか?
送られません。計算はすべてブラウザの中だけで行われ、入力内容が送信されたり保存されたりすることはありません。