計算ラボについて
計算ラボ(CalcLab)の公式ドメインは calculab.net のみで、2026年7月に公開しました。別のドメインで同じ名前を使うサイトとは関係ありません。
計算ラボは、暮らしの中で出てくる計算——消費税、単位の換算、年齢、割合、お金、体のこと——のための無料の計算機を集めたサイトです。インストールするものも、作るアカウントもありません。ページを開いて数字を入れれば、そこに答えがあります。作っているのも直しているのもひとりの個人です。このページは、それを信用してよいかどうかをご自身で判断していただくために書いています。
だれが作っているか
このサイトは、ひとりで作り、ひとりで管理しています。外注して大量に作らせたり、自動で量産したりはしていません。これは自慢ではなく制約でもあって、ページはあまり速くは増えません。それでも、自分で確かめていない計算機を並べて数を稼ぐよりはよいと考えています。そのかわり、公開した計算機にはいつ・何を根拠に確認したかがページの中に書いてあり、根拠が変われば更新します。
わたしは税理士でも、社会保険労務士でも、医師でもありません。ですからここにあるのは、公開されている基準をそのまま計算する道具であって、専門家の判断ではありません。判断が要ること——その控除がご自身に当てはまるのか、その売買が譲渡所得ではなく事業所得になるのか、その症状が何を意味するのか——は、計算機の仕事の外にあります。そこを曖昧にせず、必要なページにはそのつど書き添えています。
公開するまでの手順
数字が違えば、計算機には存在する理由がありません。ですから公開までに次の四つを必ず通します。
- 一次資料で確かめます。 ほかの計算機サイトやまとめ記事の数字を書き写すことはしません。税率や課税の扱いは国税庁のタックスアンサーと法令そのもの、健康の目安は厚生労働省などの所管資料、単位は計量単位令、寸法は JIS の本文にあたります。
- いつの基準かを残します。 税率や制度に依存する計算機は、ページの下に確認した日付と根拠を書いています。去年の税率を今年のものだと思い込めば、それはそのまま損になるからです。
- 境目を自動で試します。 区分が切り替わる境目、0や負の数、上限を超える値——計算機が壊れるのはたいていそこです。そうした値をビルドのたびに自動で検査しています。本文に書いた例の数字も検査の対象にしているので、コードだけ直して説明を放置する、ということが起きません。
- 実際のブラウザで確かめます。 この種のページは、スクリプトが黙って止まっても見た目は平気です。ですから公開の前に全ページを実際のブラウザで開き、エラーが出ていないかを見ています。
翻訳ではなく、日本の基準で書いています
日本語版は、ほかの言語のページを訳したものではありません。制度も単位も国ごとに違うので、日本の読者に当てはまる基準で書き直しています。
たとえば消費税の内訳は、10%が国税7.8%+地方消費税2.2%、軽減税率8%が6.24%+1.76%で、2019年9月までの旧8%(6.3%+1.7%)とは中身が違います。金やプラチナを売ったときの税金も、譲渡所得・特別控除50万円・5年超なら1/2という日本の枠組みで計算し、200万円を超えれば支払調書の対象かどうかまで判定します。坪・畳・合・匁のような尺貫法の単位、不動産広告の「帖」の下限、元号、偏差値、NISAの非課税枠——こうした日本でしか意味を持たない基準は、一般的な換算表からは抜け落ちがちです。そこを省略せずに扱うことを大事にしています。
目安の数値そのものが国によって違うこともあります。睡眠がその例です。日本語版は厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」にもとづき成人6時間以上で判定しますが、米国のAASMとSleep Research Societyは7時間以上、韓国の公的資料は7〜8時間としています。どれかが間違っているのではなく、同じ幅のどこを目安として示すかが違うだけです。ですから各言語版はそれぞれ自国の基準で判定します。
入力した値はどこにも送られません
入力した値がサーバーに送られることはありません。計算はすべてお使いの端末のブラウザの中で終わり、アカウントも、保存されるデータもありません。
ひとつだけ、隠さずに書いておきたいことがあります。為替や金・プラチナの相場のように外部のデータが要る計算機があり、その数字はサイトを組み立てるとき(1日1回)に取得して、ページの中に直接書き込んでいます。スクリプトが動く前から数字が見えているのはそのためで、同時にそれは「リアルタイム」ではなく1日1回の参考値だということでもあります。その場合でも、外からデータが入ってくるだけで、入力した値が外に出ることはありません。
間違えたときにすること
直します。そして何がどう違っていたかを残します。黙って書き換えることはしません。最近直したものです。
- 2026年8月3日 消費税計算機の内訳の合計が、税込の金額と1円ずれていました。税込1,000円・10%で、本体909円+国税70円+地方消費税20円=999円。本体価格と税額をそれぞれ別に切り捨てていたことが原因です。税額は表示される税込と税抜の差から出すように直しました。
- 2026年8月3日 消費税計算機に税込を入力すると、その税込が1円削られることがありました。税込124円・8%では、いったん税抜114.81円に直してから掛け戻すため123.99…となり、123円と表示されていました。入力されたのが税込なら、それがそのまま税込です。入力された側の値は計算し直さないように直しました。
- 2026年8月3日 睡眠計算機の就寝時刻で、「8時間眠るには」と案内した時刻の幅の遅い端に横になると、実際の睡眠が7時間に届かないことがありました。就寝時刻に睡眠周期の誤差を上乗せしていたためです。上乗せをやめ、幅は目安の睡眠時間そのものから出すようにしました。いまはその幅の中のどこで横になっても目安を満たします。
ご利用にあたって
それぞれの計算機は、広く使われている式と公開された公的な基準に従っていますが、結果は参考値です。ご自身の所得の内訳、控除の適用、地域ごとの例外、個別の契約条件までは反映できません。税金・給与・ローンのようにお金や法律が関わる場面では、最終的な数字を必ず税務署・年金事務所などの関係機関、または税理士・社会保険労務士にご確認ください。
この限界ははっきり書いておきます。わたしがしているのは公開された一次資料を読んで計算に置き換えることで、そこから二つの限界が生まれます。ひとつは解釈が入ること。法令や告示は文章なので、計算式に移す過程に判断が混じります。その解釈が所管機関の実際の運用と違うことがあり、その場合に正しいのは機関の側です。もうひとつは個々の事情が見えないこと。実際の金額を決めるのはたいていそちらです。
ですからこの結果に法的な効力や契約上の拘束力はありません。確定申告書・契約書・保険請求・医療判断のように確定した根拠が必要な場面でそのまま用いたり、紛争の証拠として提出したりしないでください。そうした場面で根拠になるのは、関係機関の公式計算や専門家の判断です。
そのかわり、何を根拠に計算したかは隠しません。料率や法令にもとづく計算機には、どの資料をいつ時点で確認したかをページ下部に書いています。その資料を直接あたれば、わたしの計算が正しいか確かめられます。間違いを見つけたらお知らせください。免責の詳細は利用規約に書いています。
運営費は広告でまかなっています
このサイトは無料で、これからもそのつもりです。サーバーとドメインの費用は広告でまかなっています。広告のせいで計算結果が隠れたり、押すつもりのなかった場所を押してしまったりしないよう、置き場所には気をつけています。広告に関してどんな情報が扱われるかはプライバシーポリシーに書いています。
お問い合わせ・誤りのご報告
計算が違う、根拠にしている資料が変わった——そうしたことに気づかれたら教えてください。確認して直し、上の一覧に何をどう直したかを残します。新しい計算機のご提案、広告・提携のお問い合わせ、個人情報に関するご請求も同じ宛先で受け付けています。
誤りのご報告は、どの計算機の、どの値が、どう出たかを添えていただけると再現が早くなります。計算機の画面のアドレスをそのままコピーしていただくのがいちばん確実です。入力した値がリンクの中に入っているので、こちらでまったく同じ画面を再現できます。