400字詰めで何枚か
作文や小論文、レポートの分量指定は「原稿用紙◯枚」で来ることが多いのに、書くのはテキストエディタという食い違いがあります。この計算機は400字詰め(20字×20行)を基準に枚数を出します。200字詰めを使う場合の枚数も並べて表示しています。
ただし実際の原稿用紙とは少しずれます。句読点が行頭に来ないよう送る処理(禁則)や、段落の書き出しの1マス空け、改行で余るマス目の扱いによって、同じ文字数でも消費するマス目が変わるためです。提出物の分量確認には十分ですが、ぴったりを求める場面では余裕を見てください。
機種依存文字 — 出す前に見つける
①のような丸数字、Ⅰのようなローマ数字、㈱、℡、㎡といった記号は、もともとメーカーが独自に拡張した文字です。相手の環境によっては別の文字に化けたり、そもそも表示できなかったりします。
UTF-8が広く使われるようになった今は、メールやウェブでは問題にならないことのほうが多くなりました。それでも次の場面ではいまも弾かれます。
- 官公庁・自治体の申請システム — 入力時点でエラーになることがある
- 古い業務システム・基幹システム — Shift_JIS前提で作られたもの
- CSVの取り込み — 文字コードの指定を間違えると化ける
- 一部のメール環境 — 特に携帯キャリアのメール
この計算機は該当する文字を一覧で表示します。件数だけ言われても直せないので、どの文字かがわかるようにしています。丸数字は「(1)」、ローマ数字は「I」、㈱は「株式会社」、㎡は「平方メートル」と書き換えるのが定番の対処です。
半角カナは別枠で注意
半角カナ(アイウ)は機種依存文字とは成り立ちが違いますが、古いシステムで問題になりやすい点は同じです。メールの本文で文字化けの原因になることが知られていて、業務システムでも弾かれることがあります。この計算機は半角の内訳として数え、含まれていれば注意として出します。
全角・半角とバイト数
申請書やフォームでは「全角20文字以内」「半角英数字のみ」といった指定が普通にあります。この計算機は漢字・ひらがな・カタカナ・全角英数字を全角、ASCII文字と半角カナを半角として分けて数えます。
バイト数は文字コードによって変わります。Shift_JISでは漢字やひらがなが2バイト、ASCII文字と半角カナが1バイト。UTF-8では日本語がおおむね1文字3バイトです。同じ文章でもUTF-8のほうが1.5倍ほど大きくなるので、バイト数の上限が決まっているシステムでは、どちらの基準かを確かめる必要があります。
数え方の基準
- 原稿用紙 = 文字数 ÷ 400(400字詰め)· 200字詰めも同時に表示
- 文字数はコードポイント単位(絵文字のサロゲートペアを2文字と数えない)
- 全角 = 漢字・かな・全角英数記号 · 半角 = ASCII・半角カナ
- 文の区切り = 。!?(全角はそのまま)· . ! ? (後ろに空白か文末が続く場合のみ)
- Shift_JIS = ASCIIと半角カナが1バイト、その他が2バイト · UTF-8 = 実際の符号化バイト数
- 読む時間 = 1分あたり400字